酷評が目立つ...?トランスフォーマー最後の騎士王が想像以上に良かった
「トランスフォーマー 最後の騎士王」を見ました!
私は昔からSF系の映画がかなり好きで、スター・ウォーズシリーズも今のところ全制覇中。もちろん、トランスフォーマーもシリーズ1から全て見続けてきています。
そんなトランスフォーマーシリーズですが、前作から今作にかけて少し酷評が目立っていますよね。
やっぱりシリーズものになると、初期の方が良かったなぁ、なんて声はつきものです。ですが、私は実際に映画を見てみて、思っていたよりも「ちゃんと」トランスフォーマーだったな!と感じました。
そこで、今回は今からトランスフォーマーを見ようと考えている人に、どういった心構えで見るのがおすすめなのかをご紹介していきたいと思います!
これだけは知っておきたい!ストーリーの概要
まずは、手始めにネタバレにならない程度のストーリー概要をまとめていきましょう。
トランスフォーマーの主な登場人物は、オートボット達を束ねるリーダーでもあるオプティマスプライム。そして、その部下的な立場にある、バンブルビー。物語の主役となる、ケイド・イェーガー。
オプティマスプライムが宇宙へ旅立ってから数年が経過した、という設定で物語は始まります。
トランスフォーマーと人間の共存から、2者間での対立は深まり、その溝は深くなる一方。
宇宙へ旅立ったオプティマスプライムに替わり、バンブルビーがオートボットの新しいリーダーに。ケイジと共に力を合わせて、TRF(トランスフォーマーに対抗する軍事部隊)そして、メガトロンを筆頭にしたディセプティコンに立ち向かいます。
そんな荒れ狂った状況のなか、オプティマスプライムが地球に帰還。ただし、オプティマスプライムはサイバトロン星の創造主クインテッサに洗脳され、地球を滅ぼすために帰還したという衝撃の事実が判明する。
その後、どんでん返しがあって〜・・・
というようなストーリー運びです。
かなりざっくりになりますが...。笑
文章にしてみるととっても簡潔であるあるな内容のストーリーですが、実際に映像で見るには少しの心構えが大切です!途中で飽きないためにも、今回のトランスフォーマーの欠点=押さえておくべきポイントを挙げていきます。
ストーリーが複雑&テンポが速い!
今回のトランスフォーマーの最大の特徴とも言えるのが、テンポの速さです。昨年大ヒットした「君の名は。」バリのテンポの速さ。しかもそこにストーリーの複雑性が加わります。
君の名はもやや時間軸がややこしかったり、ということがありましたが、今回のトランスフォーマーはそれ以上かも。
シリーズを通して見ているとそれほどややこしさを感じることはないかもしれないのですが、飛びとびで見ている人にはわかりにくいかも。
テンポが速いと理解が追いつかなくて途中で飽きてしまうことにもつながりますから、映画を見るまえに少し内容を予習しておくほうが楽しめるかもしれません。
設定は共通、ストーリーとは単体で考える
登場人物の立ち位置は、シリーズを通して変わることはありません。ですが、映画のストーリーとしては単体で考えるのがベスト。
続いているのではないか、という視点で見るとシラけてしまう可能性があるので、ストーリーとしては単体で楽しもう!という心構えでいると良いでしょう。
細かなストーリー設定はやや甘いなぁ、と感じることはあります。ですが、圧倒的な映像美と迫力は、さすがトランスフォーマー!といった感じ。
なんといってもSF映画ならではの、明確な配役とキャラクターに魅了されます。
個人的感想は....!
大人の論理的な部分だけでは楽しめない映画ではないか、というのが私の個人的な感想です。
もちろん、今回のストーリーを的確に理解するには大人な思考力は欠かせません。ですが、オートボットと人間の絆や、王道な展開を「すごい!」「かっこ良い!」と思えるような単純で素直な心で見ることも大切です。
ストーリーを理解する思考力と、論理を超える感受性を持っていれば、今回のトランスフォーマーは最高に楽しめるのではないかと思います!
ぜひ子供心を思い出して、ピュアな気持ちで映画を楽しんでみてください!