ゆうきログ

管理人ゆうきがオススメのモノや情報をご紹介します

何度も読み返したい「孫正義 300年王国への野望」の感想まとめ!

f:id:baronbaronkun:20171004152714j:plain

今では世界的な影響力者の一人であり、経営者としても知られている孫正義さん。日本ではソフトバンクのCEOとして知られています。

そんな孫さんのノンフィクション作品が「孫正義 300年王国への野望」です。

これまでの孫さんが辿ってきた軌跡をリアルに伝えるこの本は、今までの本とは一線を画す内容になっています。

自分はたまたま書店でこの書籍の広告を見つけて、興味があり立ち読みをしてみました。想像以上の面白さに、即効で購入を決断!

家に帰ってから一気に読破した一冊です。

世間を騒がせた後継者元Googleのニケシュとの決別や、3兆3000億で買収したARMの買収まで、これまでとこれからのソフトバンクの姿、孫正義の姿が詳細に綴られています、

いつの時代も常に人を惹きつけ続けるこの人物が、何を考え、どう行動してきたのか。

これまでに読んできた本の中でもベスト3に入るほどの良書だと、個人的には感じています。

そんな「孫正義 300年王国への野望」について、感じたことを中心に簡単にまとめてご紹介したいと思います!

経営者はもちろんですが、今の現状に悩んでいる人にも読んでいただきたい一冊です。

とにかく脳がちぎれる程に考える

この書籍で特に記憶に残っていることの一つとしてあげられるのは、「脳がちぎれる程に考えろ」という言葉です。

これは孫さんが良く言う言葉の一つとしてすでにご存知の方もいるかと思います。

でも、改めて本書を読んで、本気で考えるとはこうゆうことなんだな、ということに気づきました。

孫さん自身もこれを徹底しており、10代後半のアメリカへ留学していた頃、毎日5分間で発明するという時間を設けていたそうです。

ソフトバンクとして事業を始めるときにも、何をすべきか徹底的に考え抜いたと言います。

欠点を洗い出して、そこに対してどうすべきなのか。先手を打つためにはどうすればよいのか。行動するために、じっくり徹底的に考え抜くということが大切だということです。

たしかに、そう言われてみれば、普段の生活の中で本気でものごとを考える時間って皆無に等しいかもしれません...。

それだけ思考する力がないってことですし、生産的なことができていないってことですよね。

インターネットが普及し、欲しい情報は何でも手に入る今。自分の頭できちんと思考する力が求められているということなんだな、と感じました。

 

「俺の夢に乗れ」人を動かす力が半端ない

孫さんが他と異なる最大のポイントは、やはり人を惹きつける力なんだな、と強く感じました。

ソフトバンクはこれまでにいろいろな会社から優秀な人材を引き抜いてきましたが、その根本には孫さんの存在は欠かせないとえるでしょう。

「やっとお前を見つけた」とか「俺の夢に乗れ」とか、ちょっと人が言えないことをストレートに伝えられる。

自分が言われている立場だったとして想像してみると、どう頑張っても「この人についていこう!」ってワクワクしちゃいますよね!笑

とにかく人を動かすことがとても上手い。

しかも本心で訴えてくるから、心を突き動かされるってわけです...。

嘘も建前もない本音。人を動かす真の力はそこからしか生まれないのだと、本書を読んで実感させられました。

今どうすればよいのか、これからの自分の人生はどうなっていくのか、そんな不安やジレンマを抱える全ての人に読んでほしい一冊です。